高障連について

高槻市障害児者団体連絡協議会、略称を高障連(こうしょうれん)と言います。
障害のある者もない者も、市民として共に幸せに暮らせる社会の実現を願って、障害児者の社会参加と自立を進め、高槻市における障害者の権利と福祉を前進させることを目的としています。
加盟・協力するメンバー・団体の専門知識やリソースを生かして共通の目標を、障害の種別を超え、追求しています。1986年以来、当団体はさまざまな団体の参加・協力を得てきました。当団体が行う活動が効果を発揮したり、その規模が拡大することが私たちにとっての成功であり、障害者福祉の前進です。あなたもご一緒に社会貢献・障害理解について考えてみませんか?

高障連の歩み

1976年「福祉の風土づくりを進める会」結成
1977年「高槻市障がい児者の市民権を考える会」結成
1981年「国際障害者年」実施。完全参加と平等がテーマに。
1986年「高槻市障害児者団体連絡協議会」が6月に7団体により結成
1989年高槻市立障害者福祉センターが開設。1階に「喫茶たんぽぽ」、2階に「団体事務室」が設置される。
1989~1991年「生命の彩 カレンダー」販売活動。
1990~1993年「牛乳パック再生運動」に取り組む。
1994年「園芸店 パンジー」をJR高槻駅前ビル地下に開店(~1996年閉店)
1994年オーストラリア訪問。
1997年沖縄訪問団の取り組み。
2001~2003年高槻市立養護学校の存続を求める運動を展開。
2006年「障害者自立支援法を考える高槻集会」に750名が結集し、啓発デモを行う。
2008年「障害者権利条約タウンミーティング」を開催し、250名が参加した。
2014年国連障害者権利条約を日本が批准し発効した。

規 約 きやく

(名 称)
第1条    本会は、高槻市障害児者団体連絡協議会と称し(略称は高障連)、事務所は高槻市立障がい者福祉センター(高槻市城内町1番11号)に置く。
(目 的)
第2条    本会は、障害のある者もない者も、市民として共に幸せに暮らせる社会の実現を願って、障害児者の社会参加と自立を進め、高槻市における障害者の権利と福祉を前進させることを目的とする。
(活 動)
第3条    本会は、前条の目的を達成するために、次の活動を行う。
(1)本会を構成する団体間の連絡・協議・交流
(2)国連障害者権利条約の理念に沿った障害者のための総合的な法制度をめざして、高槻市・大阪府・国等への働きかけ
(3)人権啓発および市民交流を進める活動
(4)障害種別を超える共通の課題についての取り組み
(5)障害福祉サービス事業所の共通する課題についての取り組み
(6)高槻市立障がい者福祉センターの運営・事業推進や高槻市福祉展への参画と市民ふれあい運動会など文化・スポーツ・交流活動の推進
(7)その他必要な活動
(構 成)
第4条    本会は、高槻市内に在住する障害者および障害児者の家族を会員とする障害種別の団体と高槻事業所連絡会をもって構成する。
2 本会は、加盟団体と協力団体をもって構成する。加盟団体は、役員を派遣するとともに、総会等での議決権を持ち、分担金を納入する。協力団体は、原則的に情報の共有と会議への参加ができるが議決権は無く、分担金の納入を免除される。
(役 員)
第5条    本会には、次の役員を置き、総会において、互選により決定する。
任期は2年とし、再任はこれを妨げない。
会長 1名
副会長 若干名
顧問 若干名
事務局長 1名
事務局次長 若干名
総務 若干名
書記・庶務 若干名
会計 3名以内とする
監査 3名以内とする
  2、本会に、総会の承認を得て、名誉会長及び相談役を置くことができる。


(総 会)
第6条    本会に総会を置く。
総会は、活動総括・方針、決算報告・予算、役員選出および規約改正を決定し、年1回以上開催する。 
(代表者会議等)
第7条 本会に代表者会議等を置く。
(1) 代表者会議は、役員を中心として各団体1~3名の代表で構成し、原則として月に1回開催し、総会決定内容を推進する。
(2) 必要に応じて、三役会議、会長会議を開催することができる。三役会議は、正副会長と事務局長で、会長会議は、加盟団体会長で構成する。なお、これらの会議には必要に応じて役員が出席することができる。
(3) 第2条の目的に従い、問題別に部会を設けることができる。
(4) 部会別担当者を選出し、その任にあたる。
(運営費)
第8条 本会の運営費は、各加盟団体の分担金、寄附金、事業委託費その他をもってこれにあてる。

附 則
この規約は2011年1月18日から施行し、旧規約は廃止する。
この規約は2011年5月24日から施行する。
この規約は2013年5月21日から施行する。
この規約は2015年5月28日から施行する。
この規約は2017年5月23日から施行する。
この規約は2018年5月22日から施行する。
この規約は2021年5月25日から施行する。


2021年5月25日現在の高障連構成組織は、以下の通りである。
加盟団体
・    高槻市身体障害者福祉協会
・    高槻市視覚障害者福祉協会
・    高槻市聴力障害者協会
・    知的障害者育成会高槻手をつなぐ親の会
・    高槻市精神障害者家族連絡協議会
・    高槻市腎友会
・    高槻事業所連絡会
    協力団体
・    高槻喉友会
・    高槻難聴児親の会
・    TJO・ケアネット
・    自閉症の人のバリアフリーを考える親の会 はぐくみ

年表 ねんぴょう

西暦/元号    高障連の動き    国・府・市の動き
1986/s61

6月 高障連結成
10月 「複合センターではなく、独立した障害者福祉センターを求める」要望書提出
12月 市議会へ同趣旨の請願、全会派の賛同を得て採択    3月 DPI日本会議発足
4月 国民年金法改正


1987/s62
10月 国際障害者年中間年を記念する市民の集い(300名)基調報告「国際障害者年と高障連の活動」と各団体の発言をまとめて冊子作成
11月 障害者福祉センターの自主的運営について要望書提出     5月 社会福祉士及び介護福祉士法公布
6月 義肢装具法公布
9月 精神衛生法改正(法名改正)


1988/s63
3月 障害者スポーツ振興懇話会発足
7月 第1回プールレクレーション 100名参加
7月 障害者就労雇用問題懇談会発足
    
1989/h1

(中林基「生命の彩カレンダー」の販売に取り組む)
11月 障害者福祉センターのオープン(1日)。「喫茶たんぽぽ」を開業
11月 障害者福祉センターの完成と喫茶たんぽぽの開店を祝う市民の集い(300名参加)
5月 知的障害者GH制度化(知的障害者地域生活援助事業)
5月 手話通訳士制度創設
11月 国連児童権利条約採択
12月 ゴールドプラン策定


1990/h2
(牛乳パック再生運動を提唱し、活動を開始)
10月 障害者福祉センターと駅周辺の街づくり点検(作業所連絡会とともに)
6月 福祉関係8法改正
7月 アメリカADA法公布(26日)


1991/h3    

(JTの新医薬研究所についての地元説明会における差別発言の確認会を3回開く)
3月 第1回レクリエーションスポーツの集い(150名)
10月 採用差別に抗議して、公務員採用試験に点字受験を認めるよう大阪府市長会に要望(94年度に認められる)    全国自立センター協議会結成
育児休業法
10月 障害者職業総合センター設立(幕張)
12月 JR運賃割引の知的障害者へ適応


1992/h4    

(総会でのヤジの差別発言を発端に、高障連の組織と活動のあり方をめぐって、組織検討委員会を6回開き、報告をまとめる)
9月 第1回雇用相談会(障害者就労雇用懇談会)を開く 職安の出張相談の形で実施)    スウェーデン、エーデル改革
6月 雇用促進法の改正
11月 国連12月3日を国際障害者デーとする


1993/h5    

10月 「ふれ愛たかつき」が阪急高槻市駅の一角にオープン(要望していた地元高槻からの障害者雇用と運営委員会への参画が実る)
10月 阪急高槻市駅周辺の点検活動    4月 ESCAPアジア太平洋障害者の十年(~2002年)
4月 日本障害者協議会(JD)設立
12月 障害者基本法の公布


1994/h6  

 3月 「高槻の障害者はいま」を発行(4000部)
3月 第1回高障連学習交流会を開く
3月 「園芸店パンジー」をグリーンプラザ3号館に開店
10月 オーストラリア訪問 30名の障害者交流団を組織
(報告と感想「広い大地、ゆったりとした時の流れ そしてやさしい心」を発行)    エンゼルプラン作成
新ゴールドプラン策定
6月 ハートビル法制定

1995/h7    

1月 阪神淡路大震災(17日)。阪神大震災作業所再建支援
7月 高槻市第2次障害者長期行動計画に対する意見書提出
10月 第1回「働く障害者の集い」を開催 27名の障害者を含む47名が参加    1月 阪神淡路大震災(17日)
6月 障害者週間の設定
11月 イギリス障害者差別法制定
12月 障害者プラン(ノーマイゼーション7ヵ年戦略)策定
精神保健福祉法(名称変更)


1996/h8

 7月 高障連 結成10周年の集い 90名参加
8月 「園芸店パンジー」閉店(福祉見舞金廃止提案に対し、要望書提出、協議、議員への要請行動等に取り組む)    公営住宅法改正
母体保護法(優性保護法改正)
らい予防法廃止
(児童養護施設)恩寵園事件


1997/h9
3月 沖縄交流旅行を創立10周年記念交流事業として行う 
31名参加3泊4日
6月 明星会と腎友会が高障連に加盟  

12月 精神保健福祉士及び言語聴覚士法成立
大和川病院事件(安田3病院)


1998/h10
4月 公営住宅協議会と協議(府営住宅へのグループホーム
入居について)
5月 北摂7市3町身体障害者体育大会を高槻で開催(「身体」の文言を削除して全ての障害者に門戸を開くことを提案し、2001年度から実現)
 10月 知的障害者福祉法(名称変更)
12月 NPO法施行


1999/h11    

9月 第1回地域福祉懇談会 障害者福祉センター近隣地域
12月 障害者福祉センターの10周年記念・第19回福祉展    10月 地域福祉権利擁護事業開始

2000/h12    

1月 命輝け高槻第九コンサート 1500名が参加
7月 市立第7中学校と高槻養護学校における人権侵害事件
について「見解と要望」を提出 
(「重度障害者の医療費無料制度の継続を求める請願」を12,978名の署名とともに提出し、全会一致で採択)
11月 ポンポン山軽登山(グリーンライオンズと共に)
    4月 介護保険法施行 ケアマネージャーの発足 措置から契約へ
4月 新成年後見制度施行
11月 交通バリアフリー法施行
年金改正法の成立
12月 障害者施策推進本部設置
12月 児童虐待防止法施行虐待防止法
イギリス ケア基準法
ゴールドプラン(~2004)
新エンゼルプラン(~2004)


2001/h13
3月 市立養護学校の存続を求めて要望書を提出、協議
6月 「市立養護学校の存続を含め今後のあり方を求める」請願、全会一致で採択
6月 高槻さつき会 高障連にオブザーバー加盟
10月 高障連創立15周年記念の集い
5月 WHO国際生活機能分類(ICF)採択
10月 DV法施行


2002/h14
 2月 JR北部再開発と駅バリアフリー化について行政交渉 
訴えビラ配布
11月 第1回市立養護学校の今後のあり方を考える懇談会    ホームレス自立支援法
5月 国連 ESCAP(アジア太平洋の十年を10年延期採択
5月 補助犬法の成立
12月 障害者基本計画を策定


2003/h15    

9月 障害児キャンプ参加拒否についての確認会    4月 支援費制度スタート

2004/h16    

6月 支援費制度の介護保険制度への統合についての意見と 
要望を厚生労働大臣宛に提出
6月 障害者の地域生活確立の実現を求める全国大会(日比
谷公園)に参加    6月 改正障害者基本法の成立
10月 改正児童虐待法の施行
10月 日本障害フォーラム(JDF)設立
12月 改正DV法施行
12月 障害者週間の実施決定


2005/h17
5月 「障害者自立支援法を考える高槻集会」開催 参加250名 街頭キャンペーン(チラシ配布)
9月 「障害者自立支援法を考える高槻集会パートⅡ」開催    4月 発達障害者支援法施行
4月 特別障害者給付金法の施行
4月 内閣府中央障害者施策推進協議会設置 高齢者


2006/h18
4月 障害者自立支援法 一部施行、

10月本格施行
9月「障害者自立支援法を考える高槻集会パートⅢ」デモ行進実施 参加750名
11月 「障害者自立支援法を考える高槻集会パートⅣ」参加200名
4月 障害者自立支援法の施行
6月 バリアフリー新法の成立策定
6月 国連障害者権利条約採択
認定こども園の創設

2007/h19
2月 高障連結成20周年記念の集い 参加81名
10月 災害時要支援者リストについて行政との話し合い
11月 市立つきのき学園・かしのき園問題について行政との話し合い    4月 学校教育法改正(特殊学級から特別支援学級に)
年金記録問題が発覚
地域福祉権利擁護事業が日常生活自立支援情業に
12月 重点施策実施5ヵ年計画

2008/h20    

(大阪府財政再建プログラム抗議集会(知事に届けよう!障害者や家族の想い・大阪ネットワーク)参加者3000人(高障連52名参加)
10月 「障害者権利条約タウンミーティングIN高槻」参加者250人
10月 学力テスト公表に関する抗議文、市長・教育長・教育委員会に提出    リーマンショック(世界不況)
派遣切り問題
4月 改正補助犬法の施行
功喜高齢者医療制度開始


2009/h21
2月 高槻市自立支援協議会 第1回全体会開催
6月 障害児「いじめ事件」についての説明会(教育指導課)
11月 高槻市立障害者福祉センター開設20周年記念フェスタ
4月 世界自閉症デー
12月 障害者制度改革推進本部の設置
ハンセン病問題基本法


2010/h22
 4月「ふれ愛たかつき」再建対策会議
4月 第1回高槻市地域福祉(活動)計画策定懇話会ユーロ危機
子ども手当制度


2011/h23
4月 高槻作業所連絡会が高障連に加盟
9月 高槻地域フォーラム 202名参加、北野誠一氏講演会の後、JR高槻駅までパレード
10月 創ろう!みんなの総合福祉法を! JDF大フォーラム(日比谷野外音楽堂)に全国から1万人以上が結集、高障連から11名が参加    3月 東日本大震災、大津波、福島第1原子力発電所事故による放射能汚染(11日)
8月 改正障害者基本法の施行
サ高住を創設
障害者虐待防止法


2012/h24
2月 高障連創立25周年の集い
2月 みんなの手でつくろう!障害者総合福祉法を!全関西
集会に参加
5月 高槻喉友会、高槻難聴児親の会が協力団体として参加    4月 障害者優先調達法の可決
7月 国障害者政策委員会 初回
第2次アジア太平洋障害者の十年終了
こども被災者支援法
こども子育て支援法
芸能人親族生活保護騒動


2013/h25
3月 第1回児童発達支援制度説明会開催、100名以上が詰め掛ける
4月 高槻市障害児者社会参加促進事業を高障連が窓口とな
り委託を受ける
6月 障害者差別禁止法の早期制定を求める関西集会(扇町
公園)、難波までデモ
11月 第1回発達障害をより深く考えるための高槻フォーラムを行う。200名の参加
12月 命輝け第九の会コンサート
12月 JR西日本京都支社に高槻駅にホーム柵の設置を求める署名1700筆(第1次)を提出    4月 障害者総合支援法の施行
4月 障害者の法定雇用率引上げ
6月 差別解消法 障害者雇用促進法改正 衆参議院可決
ハーグ条約の批准


2014/h26
10月 楠敏雄氏を偲ぶ会
11月 国連障害者権利条約批准、啓発チラシ3万枚を市内各戸にポスティング    1月 障害者権利条約国会承認
4月 改正精神保健福祉法施行
訪問介護員養成研修が慶悟職員初任者研修へ移行
11月 高槻市災害時要援護者支援事業


2015/h27
3月 「精神障害者への医療費助成を求める誓願書」を市議会に提出し、全会一致で採択
11月 障害者差別解消条例と手話言語条例の制定を求める市民の集い」の開催とJR高槻駅前までデモ(200名参加)  

 1月 難病法の施行
介護保険法改正
認定介護福祉士制度開始
4月 生活困窮者自立支援法の施行


2016/h28
3月 JR高槻駅、新ホームの昇降式ホーム柵見学会
3月 JR高槻駅、昇降式ホーム柵稼動
4月 障害者差別解消法が施行
4月 熊本大地震、発生(14日)
5月 成年後見制度利用促進法の施行


2017/h29    

4月 小田原ジャンパー事件
社会福祉法の改正
11月 技能実習制度改正

2018/h30   

   
2019/r1   

 
2020/r2  

     
2021/r3

10月 GHの再編に反対する緊急署名活動(高槻で3000筆)

2022/ r4